院長あいさつ

当院院長から皆さまへのあいさつ

 白河厚生総合病院は白河市を中心とする福島県県南二次医療圏の中核病院としての役割を担ってまいりました。二次救急医療の基幹病院として、また地域がん診療連携拠点病院としての役割を果すとともに、総合的な医療を基本として地域医療連携に努めております。27年度の救急車搬送受け入れ数は過去最高の2,937人に上りました。県南二次医療圏救急搬送のおよそ6割を受け入れております。平成24年4月にはがん診療連携拠点病院として認定されましたが、手術、内視鏡的治療をはじめ、放射線治療と外来化学療法を含めた集学的治療が可能です。
 平成20年5月に現病院に新築移転をして8年が経過したところですが、平成23年の東日本大震災におきましては、新病院は免震構造によって震度6強の揺れに良く耐え、県内で最も早く通常診療に復帰することができました。被災病院から60名の入院患者を受け入れ、最も優れた災害拠点病院として報道されました。
 小児科、産科診療に関しては地域小児科準センター、新生児医療病院に指定されており、分娩件数では県内第2位の実績を誇ります。また疾病予防のための健康診断にも力を入れており、農村健診センターからは健診バスが県内全域に出張健診を行っております。また、病院では健康診断に加え、がんの早期発見に有用なPETがん検診を廉価で提供しており、昨年度はおよそ1,500名の方にご利用いただきました。
 平成27年4月には、福島県立医科大学総合診療寄附講座(白河総合診療センター)を開設し、県内唯一の病院総合診療専門医養成施設となりました。優れた診断力と、患者さんに寄り添う主治医力を二本の柱として診療をしてまいります。12月には地域包括ケア病棟を新たに開設いたしました。独歩退院を目指す病院として、退院前のリハビリテーションを充実し、地域包括ケアシステムの要としての役割を果たして行きたいと思います。
 職員一同弛まず研鑽を積み、「地域を守り、地域の皆様に愛される病院」を基本理念とした優しく思いやりのある医療を実践してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成28年5月  病院長:前原 和平