がん診療CANCER MEDICAL TREATMENT

当院のがん診療

放射線治療室

放射線治療は体への負担が少なく、高齢者にも安全に施行できることや、化学療法との併用により治癒率が向上したことなどの理由により、がん治療のなかで重要性を増しており、需要が増加しています。
頭の先から足の先まで、あらゆる臓器のがんが対象になる放射線治療は、根治目的から手術の前後、再発予防、症状緩和目的までがん治療のあらゆる段階で考慮される幅の広い治療法です。

通院でもがんの治療が可能であることは放射線治療の大きな特徴で、評価の定まった、標準的治療を全ての患者さんに行うことを第一に考え、十分に実績のある治療方法を選択することを心がけて放射線治療にあたっております。

正しい治療方法の決定は、癌の大きさや広がりを正しく診断して初めて可能になります。一般的な治療計画の手順はCT等で病巣の画像を撮影することから始まります。撮影した画像を基に様々な情報を参照しながら病巣の輪郭を描き、その病巣を十分に含みつつ、且つ正常組織にできるだけ放射線を当てないような照射方法を決定します。コンピューターで計算された体内での放射線の分布を確認し、放射線治療装置にデータを転送し、実際の放射線治療を行います。放射線治療を行うごとに照射位置を確認・修正し、事前の計画に忠実で正確な治療を心がけています。

連絡先
TEL.0248-22-2211(代表)