眼科

診療内容

　当科は日本眼科学会専門医研修施設、福島県立医科大学眼科専門医研修連携施設です。
常勤医師および非常勤医師で常時2名体制での外来診療を行っています。

※主な診療対象：
1. 網膜硝子体疾患の診断と治療（手術療法を含む）
（糖尿病網膜症、裂孔原性網膜剥離、黄斑円孔、黄斑前膜 など）
2. 眼形成外科（眼瞼下垂、睫毛内反症など）、涙道閉塞治療（涙道チューブ挿入）
3. 加齢性白内障手術（片眼2泊3日）、多焦点眼内レンズ手術
特殊白内障手術（乱視矯正眼内レンズ挿入手術、眼内レンズ縫着・強膜内固定術）
4. 斜視外来・手術（月1回特殊外来予約診療）
5. 糖尿病網膜症および網膜静脈閉塞症の治療（レーザー治療、抗VEGF薬 硝子体注射）
6. 緑内障の診断と治療
7. 一般眼科

・加齢黄斑変性の診断と治療につきましては、福島医大と連携し診療にあたっています。
・多焦点眼内レンズ手術は自費診療(選定療養)で行っております。
・眼形成手術は保険診療の範囲内で行っており、美容目的では行っておりません。
・コンタクトレンズ処方は行っておりません。
・毎月定期的に特殊外来を行っています。福島医大眼科 石龍鉄樹教授（網膜）と森隆史講師（小児眼科）、北福島医療センター 八子恵子先生（斜視弱視・眼形成）に診療をお願いしております。当科担当医師の判断で、特殊外来日に予約再診して頂くことがあります。

・眼科外来診療日：水曜日を除く平日・土曜日午前（平日午後は検査・処置・手術など）
・眼科手術日：月曜日午後・水曜日午前・木曜日午後


◆眼科外来　完全予約制（受付枠予約）について◆
　当科では基本的に完全予約制の眼科外来診療を行っております。外来診療日は上記の通りです。外来診療中に緊急疾患や入院患者様の診察が必要となること、御了承ください。午前再来予約枠は①8:30〜9:30、②9:30〜10:30、③10:30～11:30の3枠で分けております。それぞれの枠内の時間内にロビー受付機での受付をお願い致します。
予約枠時間を過ぎてしまった場合でも受付いただけますが、11:30を過ぎた場合は受付機ではなく病院窓口での受付になります。受付が遅れた場合、診察が午後の当科予定（手術など）にかかりそうな状況時は改めて後日の予約を取らせて頂くことがあります。逆に受付予約枠より早い時間に来院された場合は、その前の予約枠の方が優先されます。
なお予約時間は診察開始および終了時間ではなく、あくまで外来検査開始の受付枠であることを御承知おきくださいますよう、お願い申し上げます。
予約制は外来混雑を緩和することが目的ですが、当日の状況によりお待たせすることもあり、お待ち頂いた患者様には恐縮至極に存じます。
　新患受診（初診）および再来の予約外受診は、①他医（または本院他科）紹介状がある場合、②医師の判断による重篤な症状を呈している場合、③その他医師が必要と認める場合に診療いたします。それ以外の初回受診につきましては、眼科外来受付にて予約の上、再来を受診されますようお願いいたします。また予約変更や電話によるお問い合わせは、スタッフや外来診療の関係上、診療日午後に眼科外来宛の御連絡をお願い致します。
状態が安定している患者様の場合、近隣の眼科に紹介させて頂くこともございます。ご理解ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
以上、誠にご不便をおかけいたしますが、ご協力くださいますようお願いいたします。
（詳細は眼科外来までお問合せください。）

◆眼科手術までの流れについて◆
　外来で手術決定した後、改めて後日（午後）に詳しい説明を受けて頂きます（手術予定日から１ヵ月程度前が目安）。その際にはできるだけご家族も同伴頂いた上で、手術内容と入院の説明をさせて頂いております。手術に必要な検査がすべて済んでいた場合は、次に手術入院となります。白内障などの内眼手術は基本的に手術前日の午後に入院、眼形成・斜視などの外眼部手術は当日朝の入院です。眼科手術は基本的に局所麻酔下の手術です。前もって全身麻酔を予定している場合は、当日朝に麻酔科外来受診をして頂きます。
硝子体注射は日帰りで病院手術室で行います。日帰り眼科小手術は外来処置室で行う場合と、病院手術室で行う場合があります。

担当医のご紹介

眼科部長

伊勢 重之

最終学歴	平成14年　聖マリアンナ医科大学卒業
資格	日本眼科学会　眼科専門医 視覚障害者用補装具適合判定医師認定 福島県立医科大学　眼科学講座　臨床教授 同　非常勤講師（兼任）

眼科医長

菊地 有希久

最終学歴	平成31年　福島県立医科大学卒業

眼科医員

長谷川　純郎

最終学歴	平成26年秋田大学　卒業